慶應志望者のための国語(現代文/古文/漢文)オススメ参考書ルート

慶應義塾大学の入試では、一般的な国語の試験入試は行われず、代わりに小論文の試験が行われます。

しかし、小論文入試を課している大学は多くなく、GMARCHをはじめ、ほとんどの大学では国語が入試科目として採用されています。

さらに、早稲田大学や上智大学を併願するためには古文漢文は避け難く、慶應志望者であっても古典をぶ必要があります。

そこで、今回は慶應志望者のための国語(現代文・古文・漢文)参考書ルートを紹介します。

特に、古文や漢文は慶應入試に限って言えば全くといっていいほど関係がありません。できる限りに負担を減らし、コスパ良く点数を取るためのルートを紹介します。

現代文参考書ルート

現代文の力は慶應の小論文に直結します。

良い小論を書くためには、与えられた課題文を正しく読解する必要があります。

慶應の小論文では要約問題も出題されますが、ここで高得点を取るためにも、課題文を正しく読んで主張や理由を汲み取る力を身につけていきましょう。

現代文といってもペーパーテストである以上、一定の"正しさ"があります。つまり、入試現代文というゲーム上で読み方・解き方が存在するのです。

「現代文はフィーリングでイケる」と思っていると足元をすくわれます。現代文はセンスだと思っているあなたこそ、基礎から現代文を学んでほしいです。

現代文の力を分解すると以下の3つの力に別れます。

  • 漢字慣用句
  • 語句キーワード
  • 読解力

推奨参考に当てはめると以下の通りになります。

漢字

漢字や慣用句、四字熟語の力は読解のための土台です。

英語で言えば英単語を覚えるようなもので、これをやらなければそもそも始まりません。

さらに、共通テストをはじめ、各大学でも漢字の知識を直接問う問題が出題されます。

やれば確実に点になるので、サクッと覚えてしまいましょう。

推奨参考書は「入試 漢字マスター1800+ 四訂版」

漢字の参考書はそこまで差がつきません。そのため、学校で配れた漢字問題集でも大丈夫です。

漢字マスター1800は中身はさることながら、小さく薄く、携帯にも便利なため推奨しています。

語句キーワード

慣用句やキーワードの学習も大事です。

エスプリ、厭世(えんせい)、ペシミスト、慇懃無礼(いんぎんぶれい)にアウフヘーベン。

こういった日常ではあまり見聞きしない語句であっても、小論文や現代文の課題文にはバンバン出てきます。

語句キーワードで推奨している参考書が「現代文重要キーワード書き込みドリル 」です。

語句キーワード系の参考書と言えば「現代文キーワード読解」があります。

確かにキーワード読解は良い参考書ではありますが、基本的に「読む」参考書であり、知識が身についたか実感しづらい部分があります。

なんなら、読んでなんとなく分かった気になった使用者が散見されます。

重要なのは、現代文読解に使える、現代文の点数を上げる知識になっているかです。

そのため、問題演習を通して知識の確認ができる「現代文重要キーワード書き込みドリル 」を推奨しています。

基礎からのジャンプアップノート現代文重要キーワード書き込みドリル p6~7

「キーワード読解」じゃなくて大丈夫?と思われるかもしれませんが、「書き込みドリル 」でも現代文に求められる基本的な語句は十分で対応できます。

大判ですが薄いので、短い期間で何周もすることができます。

基礎からのジャンプアップノート現代文重要キーワード書き込みドリル 目次

具体的には28章立てになっているので、2周目以降は1日2章で2週間、1日4章で1週間で回すことができます。

確かに「書き込みドリル 」に載っていない語句はありますが、しかし、費用対効果の観点から、さらに高度な語句はこの後紹介する読解参考書で対応していきます。

現代文読解

ここまでは現代文を正しく読むための基礎でしたが、ここから本丸とも言える読解の参考書を紹介します。

先にお伝えした通り、入試現代文というゲーム上で読み方・解き方が存在します。この読解パートでは、その思考法を身に付けるのが目的です。

最強の現代文

まず入門としてオススメするのが「最強の現代文」です。

既に多くのところで紹介されているので、言及するのも野暮なレベルです。

入り口が低いにも関わらず、現代文読解の核となる思考を身につけていくことができます。

現代文はフィーリングだと思っている受験生にこそ取り組んでほしい参考書です。

後半に演習用の問題が10題収録されているので、1日1題解いて、30日(1ヶ月)以内に3周を目標にしてください。

現代文の勉強で身につけるべきスキル

読解の思考法を手に入れて運用スキルを磨く、これが現代文学習の方針です。そのため、参考書学習で身につけるべきは"正解に至る思考プロセス"です。

何周もして答えを覚えて満点を取ってもなんの意味もありません。どの教科にも通じますが、現代文では特に、正解に至る頭の働かせ方を学んでください。

具体的には、友達や後輩に解答解説ができるレベルを目指します。実際にやらずエア授業でもいいので、いつでも授業できるレベルで解説を読み込んで再現してください。

もう少し基礎の演習を組みたい人は、同様のコンセプトで違う視点で迫った参考書もあります。

それが「田村のやさしく語る現代文」です。

こちらは古くからあるベストセラー本ですが、2020年に改訂版が出版されました。

どちらか一冊でも大丈夫ですが、強固な基礎を築くため、できれば2冊取り組んでください。

新・現代文レベル別問題集

最強の現代文や田村現代文で読解の基本を学んだら、それを使って問題演習をしていきます。

その際におすすめが「新・現代文レベル別問題集」シリーズです。

レベル別でスモールステップができる、フルカラーで見やすいなど、良いところを挙げればキリがないですが、最大の特徴は解説ページにある"脳内活動"です。

新・現代文レベル別問題集 サンプルページ より

現代文で身につけるべきは"正解に至る思考プロセス"と繰り返していますが、それが見事にテキスト化されています。

正解しても不正解でも、大事なのは正しく読めたか否か。現代文ができる人(この場合著者)の思考プロセスを追いながら、自分の思考を調整していってください。

最強の現代文と田村現代文をやっていればレベル3からでも大丈夫ですが、演習量も確保したいので2から取り組んでください。

2の初級編に抵抗があっても、学習には謙虚な姿勢が大事です。妙なプライドは捨てて、真摯に謙虚にレベル2から始めてください。

各レベル10題収録されているので、1日1題解いて、30日(1ヶ月)で3周を目標にしてください。

初見でほぼ満点レベルであれば1~2周に抑え、次のレベルに進みましょう。逆に初見で4割を切った場合は4~5周が目標です。

最高レベルは6ですが、現状は5までしか発売されていません。早稲田志望者は、レベル6の代わりに過去問演習をしてください。

慶應小論文のための読解力もレベル5で十二分なので、残り時間を見ながら、適宜小論文の対策に時間を割いてください。

+α:慶應小論文の要約対策

慶應の小論文では要約問題が課せられることがあります。自分の論を展開する前に、そもそも課題文を読めているのか測るための設問です。

受験生向けに要約対策ができる問題集は、正直に言えば充実していません。

現状オススメできるのは「現代文読解力の開発講座」です。

ただし、開発講座に取り組むべき慶應受験生は少ないと感じています。

参考書1冊取り組むには、それなりの時間とエネルギーが必要です。さらに開発講座自体の難易度が高く、導入時期やレベルを見誤ると余計な時間がかかってしまいます。

小論以外で足切りのある法学部と経済学部は英数歴史に力を入れるべきですし、商学部に要約問題は出題されません。

SFC(総合政策・環境情報)では要約らしい問題は出題されますが、いわゆる現代文的な要約とは異なります。

そう考えると、わざわざ参考書一冊を追加して要約対策をすべきは、慶應文学部志望ぐらいです。さらに英語や歴史の勉強配分も考慮すると、小論文に割く時間的余裕が必要です。

そのため、開発講座に取り組むべきは、以下の3点全てを満たす受験生です。

  • 慶應文学部を受験する
  • 要約問題が苦手だ
  • 参考書一冊を追加する時間的余裕がある

そこそも慶應文学部志望でなければ、開発講座レベル(難易度:高)までやる必要はありません。

一方で文学部志望は、難解な文章を読むことに抵抗がなく、要約が自然とできてしまう国語力を持っていることも多いです。その場合、要約対策をしたところで思いの外伸び代がなく、同じく時間を割いて開発講座を取り組む必要がありません。

英語や歴史が合格レベルに達する見通しが立ち、さらに合格率を積み上げる教材として位置付けましょう。

勘違いしてほしくないのは、「慶應小論文の要約対策は不要」と言いたいわけではありません。要約対策のために、わざわざ重めの参考書1冊を足す必要が無いと言っているのです。

小論文の要約対策は必要です。

要約対策のために現代文の参考書を足すのではなく、小論文演習の中で要約のスキルを身につけていきましょう。

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慶應専門塾GOKO(ゴーケイオー)では、本気で慶應合格を目指す生徒を募集しております。

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古文参考書ルート

慶應入試では古文漢文の出題はありません。そのため基本的には古文漢文を勉強をする必要がありません。

さらに最近では、現代文だけで受験できる大学や学部も増えてきました。古文漢文避けたい受験生が、入試要項で「国語(*近現代以降の文章)」の文字を見て小踊りする割合も増えてきました。

>>慶應志望者にオススメ!古文漢文なし現代文だけで受験できる難関私立大学・文系学部一覧

しかし、早稲田、上智、明治、立教をはじめ、難関大学を併願するために古漢を避けられないのも事実です。

ここからは最小の労力で共通テスト8~9割、早稲田合格レベルに達する参考書ルートを紹介します。

早稲田の古文漢文対策する暇があれば小論文やれ!...と言いたいところですが、古文漢文が好き得意な受験生は、ぜひ早慶W合格して慶應を選んでください

古文に必要な3つの力

古文に必要な力は以下の通りです。教材は以下の通りです。

  • 古文単語
  • 古文文法
  • 古文読解

そのまま英語に置き換えても、何ら支障のない3つです。

これに参考書に当てはまると以下になります。

古文単語

古文単語でオススメは「新・ゴロゴ古文単語」です。

ゴロで古文単語600個をマスターしようという、挑戦的なベストセラー本です。

学校で古文単語帳は配られると思いますが、サッサと切り捨ててゴロゴに取り組んでください。

慶應目指している時点で、古文に積極的じゃないのはわかっています。だったら効率を重視して、使えるツールはどんどん使っていきましょう。

効果は過去の先輩が証明しています。

新・ゴロゴ古文単語 p4~5 本書の特徴より

上記の3の通り、A~Cのランク別になっています。

まずはランクAの185単語を覚えて、古文の苦手意識をなくしていきましょう!

古文文法

古文文法では2冊の参考書を使用します。

  • インプット教材として「富井の古典文法をはじめから 」
  • アウトプット教材として「ステップアップノート」

の2冊です。

「古典文法をはじめから」は、講義調の文法参考書です。

実際の授業を受けているような感覚で読み進めることができるので、古文に苦手意識があっても、じっくり向き合うことで、覚えるべき部分が分かるようになります。

文法の知識が頭に入ってきたら、次に演習をして定着させていきます。

そこで使うのが「ステップアップノート」です。

ドリルと名前がついている通り、繰り返す使うことを前提とした問題集です。

「古典文法をはじめから」で学んだ箇所を、ステップアップノートで演習する。そして知識を定着していきましょう。

最終的には「古典文法をはじめから」を卒業して、ステップアップノートを毎日回し続けるのが目標です。

ステップアップノート30古典文法基礎ドリル 目次

全30章になっているので、1日3章で10日、1日5章で6日間など、他教科との兼ね合いで繰り返し回してください。

富井古文が気に入った人は、この後読解で紹介する「レベル別古文」シリーズの"1"でもOKです。

「レベル別古文」は2以降は読解問題ですが、1は文法問題集になっています。書いているのも「古典文法をはじめから」の富井先生なため、接続もスムーズです。

こちらも30章立てになっています。1日3章で10日、1日5章で6日間など、短いスパンで繰り返し解きなおしてください。

記憶(思い出す)を自動化して、思考ゼロで古文が読めるようになるのが古文単語と古文文法を学ぶ目的です。

「もう覚えた、満点取れる。」

そんなヌルいこと言ってないで、見開き1ページ1~2分で終わるまで練度を高めてください。

古文読解

単語と文法の知識が手に入ったら、いよいよ読解演習をしていきます

通常の古文学習だと、古文読解法や古文常識(主語の発見・役職・風習など)を行いますが、慶應志望者のための古文参考書ルートではそんな暇はありません。

正確に言えば、古文読解法や古文常識はレベル別古文の"2"が担ってくれます。その後の読解も含めて、オールインワンで「古文レベル別問題集」を演習していきます。

文法編で出てきた富井先生の著書に「富井の古文読解をはじめからていねいに 」があります。

読解法だけでなく古文常識も学べる本ですが、内容の被りや目次も類似しており、「レベル別古文2」と本質的には同じです。

「古文はじめからていねいに」はその名の通り丁寧な紙面作り一方、レベル別古文2と比べて100ページ以上多いです。

得られる知識に大差がない以上、気軽に周せる「レベル別古文2」を推しています。

その他、レベル別古文の推しポイントは以下の3点です。

  • レベル別 ▶️ スモールステップで着実にレベルを上げられる
  • フリカラー ▶️ 読みやすくストレスフリー
  • 音源付き ▶️ 古文の音読教材としても使える

以上の理由で、「古文レベル別」シリーズを使っていきます。

古文が共通テストまでの人はレベル4GMARCHを目指す人はレベル5、早稲田受験生はレベル6までを目標に進めてください。

そのあとは志望校の過去問演習に進みますが、時間がない場合は一個下のレベル(早稲田受験ならレベル5まで)+過去問でもギリ大丈夫です。

本格的な読解はレベル3以降ですが、各レベルの収録問題数は以下の通りです。

  • レベル3:10問
  • レベル4:12問
  • レベル5:15問
  • レベル6:15問

復習も込みで1日1問進めて、3~5周を目標に。

最終目標レベルは10周以上を目指して繰り返し解いていきましょう!

お知らせ

慶應専門塾GOKO(ゴーケイオー)では、本気で慶應合格を目指す生徒を募集しております。

詳しくはこちらから▶︎GOKOについて

漢文参考書ルート

国語の参考書ルート、最後は漢文です。

漢文最大の特徴は圧倒的コスパの良さです。

現代文や古文で3冊以上参考書を紹介してきましたが、漢文では2冊だけ。しかも、このうちインプット教材1冊だけでも共通テスト7~8割以上が期待できます。

この圧倒的コスパの良さが漢文の特徴です。やらねば損の科目です。

漢文の勉強は古文より先にやってしまえ

よく「古文→漢文の順に勉強しましょう」と言われるますが、これには懐疑的です。

確かに理想論としてはそうですが、古文の勉強にはそれなりの時間がかかり、その後漢文に進むのはコストパフォーマンスが悪いです。漢文特有の「お得感」がありません。

このあと紹介する「漢文早覚え速答法」は「岡本のたった3時間で漢文句法」は、ゆっくりやっても1週間、本気を出せば1~2日で終わらせることができます。

【共通テスト・GMARCHまでの参考書ルート】

数日で一応戦える知識を身につけることができるならば、先にやってしまって、学校の勉強や模試で高いパフォーマンスを発揮した方がいいです。

漢文の勉強はゴリ押しでいける部分があります、古文の学習を待たずして、受験勉強開始の初期にこそ時間をとって得意科目にしてしまうのがオススメです。

それでは、オススメ参考書の紹介に進みましょう!

漢文早覚え速答法

まず、学校の授業をある程度真面目に受けて、漢文に苦手意識がない受験生は「漢文早覚え速答法」を使ってください。

古くからあるベストセラー漢文参考書で、マイナーチェンジを繰り返しながら選ばれている漢文参考書の雄です。

“いがよみ"と呼ばれる10個の公式だけで漢文を攻略しようという意欲作で、特に漢文に時間をかけたくない国公立理系志望の受験生にウケている参考書です。

1日1個“いがよみ"を覚えて、まずは10日で漢文の基礎を終わらせてください。

付属の問題集も付いてますが、解説は読みにくいので過去問やった方が早いです。

岡本のたった3時間で漢文句法

「漢文早覚え速答法」は最小の努力で最大の効果を期待できる一方、欠点もありません。

  • レ点や返り点はわかっている前提
  • 振り仮名が省略されている箇所が多い
  • 漢詩や置字の解説は薄め

といった不足分はあります。

そのため、完全初心者で自信がない人は「岡本のたった3時間で漢文句法」を使いましょう。

2023年7月に発売されたばかりの本ですが、動画付きで懇切丁寧に漢文を教えてくれます。

岡本のたった3時間で漢文句法 p4~6 サンプルページ より

タイトルにもなっている"3時間"は、動画の再生時間でです。本当に"3時間"で漢文が身につくわけではありません

その点は注意して、それなりの覚悟を持って取り組んでください。

全レベル問題集 漢文1 基礎レベル

漢文には漢文特有の"読み"と"意味"が問われます

現代文の漢字と同じ様な感じで、やれば確実に点数が取れる単元です。

その辺の対策と演習を兼ねて、「全レベル問題集 漢文1 基礎レベル」に取り組みます。

ここまでやれば、あとは共通テストなりGMARCHの過去問演習に進んでください。

GMARCHで漢文が問われる大学はレアになってきているので、ほとんどの慶應受験生にとっては共通テスト対策がメインになるはずです。

【共通テスト・GMARCHまでの参考書ルート】

早稲田大学志望受験生の漢文参考書ルート

早稲田大学を受験する場合は、個別入試の漢文対策も必要になります。その場合は、以下の参考書で学習してください。

【早稲田受験生の漢文参考書ルート】

「漢文早覚え速答法」か「岡本のたった3時間で漢文句法」と並んで、漢文書学者にオススメされるのがZ会の「漢文道場 基礎編」です。

こちらも素晴らしい参考書ですが、Z会特有の"教科書っぽさ"がありますが、先ほど挙げた2冊より充実しているのも事実です。そのため、早稲田まで漢文が必要な受験生にオススメです。

「漢文道場 基礎編」は以下の3章構成になっています。

  • 第1章 導入編
  • 第2章 重要句形編
  • 第3章 総合編

第1~第2章は基本的な漢文の知識範囲、漢文が得意な受験生ならサクサク演習できるはずです。

第3章の総合問題ですが、その中でも特に漢詩の演習に注力してください。

漢詩は学校の授業なども軽視されがちですが、共通テストでも超超超頻出の分野です。

共通テストの影響で、マーク模試や記述模試での出題が予想されます。漢文道場の演習を通して、ぜひ得意単元にしてください。

漢文道場の範囲が身に付いたら、河合塾の「入試精選問題集 漢文」をコツコツ進めます。

全30問で、概ねレベル別に10問ずつまとまっています。

使い方の例として毎日1問ずつ演習する方法があります。

1~10問を50日で5周、11~20問を50日で5周、21~30 を50日で5周。

そんな感じで150日(約5ヶ月)で完成させるコースです。

仮に3月から学習を始めたとして、

3~4月:漢文道場 基礎編 (2ヶ月)

5~9月:入試精選問題集 漢文 (5ヶ月)

となり、10月以降は早稲田の過去問にガッツリ取り組めます。

\ 漢文参考書まとめ /

【共通テスト・GMARCHの漢文参考書ルート】

【早稲田受験生の漢文参考書ルート】

慶應志望者のための国語参考書ルートまとめ

最後におさらいすると、慶應志望者のための現代文、古文、漢文オススメ参考書は以下の通りです。

最初に述べた通り、いかに効率よく国語の勉強をして小論文に時間を割くかが慶應志望者のカギです。

受験勉強は時間との勝負です。労多くして功少なしの教材にはサッサと見切りをつけ、実りある学習をしてください。

\ 漢文参考書まとめ /

【共通テスト・GMARCHの漢文参考書ルート】

【早稲田受験生の漢文参考書ルート】

他にも小論文の参考書ルートを紹介しています。

こちらを併せてご覧ください。

\ お知らせ /

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完全マンツーマンで密度の濃い授業を、オンラインで全国の受験生へお届けしております。

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