【2023年版】駿台・東進・河合塾?慶應志望の受験生にオススメの模試スケジュール

 *2023年6月28日:河合塾の早慶レベル模試を最新情報へ更新

「慶應受験しようと思ってるんだけど、模試ってどれ受けたらいいの?」

「河合塾?駿台?東進?代ゼミ?」

「ってか慶應プレとか早慶レベル模試みたいなのもあるんだけど!どっち受けたらいいの?!」

今回は、そんな受験生のための内容です。

河合模試か駿台模試かの結論

先にザックリとした結論だけ述べておきます。

結論は、偏差値60までは河合模試、偏差値60超えたら駿台模試 です。

もう少し言います。慶應志望の受験生は、

偏差値59以下:河合塾の共通テスト模試、記述模試

偏差値60以上:駿台の共通テスト模試、駿台全国模試、早慶レベル模試、慶應入試プレ

を受験してください。

ここでの偏差値60は河合塾の偏差値を基準とします。

詳細は後述しますが、年間のスケジュールを立てるとこんな感じです。

細かいツッコミや説明は、これから順序立てて説明します。

まずは、慶應義塾大学の試験形式や偏差値から確認しておきましょう。

駿台・河合・東進、各予備校の慶應偏差値と判定

各予備校の慶應偏差値は以下の通りです。

河合駿台東進
総合政策学部72.55868
環境情報学部72.55768
法学部67.56467
経済学部67.562~6467
商学部65~6760~6365~67
文学部655966
2022年6月時点

予備校によって若干の違いはありますが、一般的な合格難易度は次の通りです。

法学部 ≧ 経済学部 > 商学部 > 文学部 > 総合政策 環境情報

これは合格難易度であって、入試問題の難易度ではありません。

慶應は学部によって他大学レベルで傾向が異なります。

そのため、ある程度の学力レベルを超えたら戦略次第で高難易度の学部に逆転することも可能です。

オススメ模試とも関わってきますが、慶應の入試形式を大きく2つに分けることができます。

SFC偏差値が河合塾が東進で最高くなっているのが気になる方は、こちらの記事をご参照下さい。

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マーク模試?記述模試?慶應の学部による形式の違い

慶應の入試形式は、選択式(マーク式)と記述式の2つに分けることができます。

選択&マーク式:総合政策、環境情報、法学部、商学部

記述式:経済学部、文学部

英語は共通してリスニング問題が出題されません。

選択&マーク式:総合政策・環境情報・法学部・商学部

総合政策、環境情報、法学部は選択問題100%で記述は0%、商学部も一部記述はありますが、ほぼ選択問題です。

英語でいえば、和訳問題や英作文問題は出題されません。

記述式:経済学部、文学部

一方、経済学部と文学部はガッツリ記述問題がでます。

国公立の試験問題と似ており、和訳や英作文をはじめ、「〇〇を説明せよ」といった論述問題も出題されます。

英語を例にしましたが、日本史や世界史といった選択科目も同じ傾向です。

学部として「こんな学生がほしい!」と入試問題でハッキリメッセージを出しており、学部の特色が現れています。

志望学部の入試と形式が違う模試

ここまで読んで

「SFC志望だけど記述模試受ける意味ある?」

「文学部行きたいんだけどマーク模試受ける必要ある??」

と思ったかもしれません。

もちろんあります。総合政策志望で記述模試を受ける意味はありますし、文学部志望でもマーク模試を受験する意味はあります。

慶應の難易度や入試形式がわかってきたところで、今度は模試を受ける意味を考えてみましょう。

慶應志望者が模試を受ける意味

模試を受ける意味はいろいろありますが、大事なのは次の3点です。

  • 成長を実感する
  • 学力を客観的に測る
  • 本番のための試験慣れ

自分の成長を実感する

毎日勉強していると

「自分本当に学力上がってるのかな...?」

と不安になったりします。

そんな時に、模試の結果を見て成長を実感することができます。

範囲の違いはありますが、マーク模試は共通テストレベルを目標に作成されています。

そのため、チキンと勉強すれば確実に点数が伸びていきます。

その意味で、模試を受けることは、客観的な形で自分の成長を測る良い機会です。

学習計画の目安になる

模試は2~3ヶ月に1回のペースで受験することになりますが、それゆえに学習計画の良い目安となります。

1年後の受験に向けた計画だと、どうしても漠然とした計画になり、時間的余裕もあってか緊張感も生まれません。

しかし、数ヶ月に控えた模試を目標とすることで、日々の学習計画が明確になり、直前の緊張感も生まれます

さらに、模試の結果を分析することで、苦手分野を洗い出し、次の模試に向けた学習計画に活かすこともできます。

英語で語彙が弱点だとわかれば単語暗記を時間を増やせばいいし、読解スピードが課題だとわかれば音読の量を増やすなど、工夫することができます。

本番のための試験慣れ

人間は、不慣れな環境で実力を発揮することができません。

受験というある種の異常な環境で、日常とは全く異なります。そのため、この非日常空間に慣れておく必要があります。

テストは学校でもあるかもしれませんが、実際の入試とは緊張感が違います。見知らぬライバルたちと、見知らぬ教室でピリピリとした緊張感のなか問題解く。

本番で時間配分を間違える、普段はやらない凡ミスを起こす、これらは試験慣れしていないことから起こる一例です。

そのためにも、できるだけ学外の模試を利用して、試験に慣れておくと有利です。

模試を受ける意味のまとめ

以上の理由から、慶應の志望学部の入試形式に関わらず、2ヶ月前後を目処の定期的に受験すべきなのです。

1年間という時間は長くもあり短くもあります。時間を無駄にしないためにも定期的に模試を受けて、日々の学習にメリハリをつけるようにしましょう!

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河合塾模試と駿台模試の特徴と違い

先に河合塾と駿台の模試をオススメしましたが、それぞれの模試の難易度や特徴をここでは解説します。

それぞれの模試の特徴は次の通りです。

河合塾:幅広い学力層が受験、受験者数が多い、入試標準のレベル、努力が反映されやすい

駿台:難関大志望者が受験、受験者数が少ない、ハイレベル問題、高い学力が必要

それぞれの模試について、さらに細くみていきましょう!

河合塾:全統共通テスト模試(マーク模試)

実際の共通テストの形式とレベルに沿った模試。

奇問難問はなく、きちんと勉強すれば満点も狙える。勉強した分点数が反映されるので、目標とするのに最もオススメな模試。

上から下まで10~20万人が受験し、受験生の中での自分の立ち位置がわかりやすい。

実際の共通テストは平均点6割前後だが、共通テスト模試では5割前後が平均点。7割得点は早々に超えて、安定して8割以上得点できるようにする。

7~8割得点で偏差値60超えるので、そのレベルは余裕で超えていきたい。9割以上度取れば偏差値70取れる可能性ある。

河合塾:全統記述模試

国公立の2次テストを想定した、記述問題もある模試。

こちらも受験生10万人を超えるので、信用できるデータが取れる。

共通テスト模試と比べれば問題難易度は上がるが、それでもいわゆる入試標準問題が出題されるので、実力が反映されやすい模試

平均点は4割前後(3~5割)なので、まずは6割越えを目標にして、安定して7割以上取れるようにする。

7割超えると、志望校判定的にもそれなりに良い結果になる。

駿台:共通テスト模試(マーク模試)

駿台模試の最大の特徴は受験生に偏りがあること。

河合塾がいわゆるマスな受験生なのに対し、駿台は難関大学を目指す理系が多い。

そのため、受験生は3~5万人が、理系受験生が明らかに文系よりも多いです。

つまり、難関大学を目指す受験生の中で、自分がどの位置にいるかわかります

河合塾で偏差値60は「人よりちょっとできる」レベルですが、駿台模試で偏差値60を超えると「結構できる」レベル、慶應合格を十分に狙えるレベルです。

河合塾は受験生の中でのざっくり位置かわかるのに対し、駿台はもっとマクロな目線で自分の位置を知ることができます。

駿台:全国模試(記述模試)

大学名のついていない模試で、最も難しい模試の一つ

実際の慶應入試より難しい問題もあり、中途半端な学力だと、問題文の意味もわからず撃沈することもあります。

調子乗ってる時に、自分の不勉強を実感して喝を入れることができます。

その意味で、河合塾の模試で偏差値60を超えたら受験したい模試です。

受けるべき定期模試のまとめ

以上のことを考慮して、受験すべき模試の結論は...

・マーク模試や記述模試といった形式ではなく、出題レベルや受験者層を意識するのが大事

まずは河合塾模試を受け、偏差値60を超えるようになったら駿台模試に切り替えを検討する

この2点を考慮すると、冒頭の結論に至ります。

偏差値59以下:河合塾の全統共通テスト模試、全統記述模試

偏差値60以上:駿台の共通テスト模試、駿台全国模試

全ての模試を受験することも可能ですが、時期が被っているのでベンチマークとしてあまり意味がなく、無駄に勉強時間を削ってしまいます。

そのため、河合塾か駿台模試の同時期どちらかを受験すれば十分です。

駿台模試は受験上位層が受験することになるので、「1年間で逆転合格を目指す!」時は年間通して河合塾の模試を受験することが多くなります。

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早慶レベル模試、慶應プレ、慶應模試はどっちを受験すべき?

東大模試や京大模試があるように、慶應の名前を冠した模試もあります。

慶應の名が付く模試は、河合塾の「早慶レベル模試」、駿台代ゼミの「慶應入試プレ」です。

詳細は後述しますが、違いはざっくりこんな感じです。

早慶レベル模試:受験者が多い、慶應の入試に則していない

慶應入試プレ:受験者数が少ない、慶應の学部別の問題がある

早慶志望が受験する(ハイレベル)、小論文のテストがある。この2点はどちらの模試でも共通しています。

時間や体力の余裕があれば両方受験もありですが、学習が追いついてない場合は一方でも大丈夫です。

どちらか一方だけの場合は「早慶レベル模試」良いでしょう。

理由は慶大プレの特徴に触れつつ説明します。

駿台代ゼミ:慶應入試プレの特徴

  • 実施日程:10月下旬〜11月上旬
  • 結果返却:12月中旬
  • 受験者数:5,000人くらい
  • 判定:第1志望のみ

河合塾の「早慶レベル模試」と異なり、早稲田を入れず、慶應だけの冠模試。

最大の特徴は学部ごとの問題と判定がある点。時間割はこんな感じです。

入試形式が同じ総合政策と環境情報学部も、わざわざ分けて実施する徹底ぶりです。

欠点は受験者数が少ないこと。少子化の影響もあり、共催する前は数千人レベルまで受験者数が減りました。

学部レベルで判定を出すので、受験者数数百人レベルで判定がでます。受験者数が少ないということは、受験生一人が平均点に与える影響が大きい。

とんでもない秀才が平均点を乱したりすると、実際の入試予想を反映しない判定が出る可能性もあります。

その意味で、ある程度の規模感のある模試を受験した方がベターです。

入試に則した問題演習は過去問でもいい

確かに実際の慶應入試に則した模試は魅力的ですが、それは過去問演習でも事足ります。

小論文の添削も魅力的ですが、添削に1ヶ月以上空いていると記憶も薄れます。

入試形式は過去問で、小論文添削は塾で代替可能。

以上の理由で、早慶レベル模試に軍配が上がります。

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河合塾早慶レベル模試:特徴

  • 実施日程:10月上旬(2023年は10月1日実施)
  • 申し込み期間:9月下旬(2023年は9月22日15時まで)
  • 結果返却:11月下旬
  • 受験者数:1万人くらい
  • 判定:第4志望まで

例年10月上旬に行われる、早稲田と慶應志望者向けの河合塾の模試。

「慶應入試プレ」とは異なり、学部ごとの独自問題は出ず、皆で共通問題を解いて判定を出します

慶應の独特な入試形式を反映してるわけではなく、その意味で慶應っぽくない問題も出ます

そこに関しては、慶應の過去問をしっかり演習することで対策を立てていきましょう。

余裕があれば(本当に)、各学部の特徴がわかる「慶應合格講座」をやってもいいでしょう。

河合塾早慶レベル模試:申込型

早慶レベル模試の申込型は、以下の案内通り3つに分かれています。

  • 慶應の文系志望は小論文試験のある「文2型」
  • 慶應の理系志望は理科の試験がある「理3型」

で申し込んでください。

小論文は慶應の志望学部によって選択する系統が変わります。

小論文は最大2つまで選択できるので、志望学部を参考に事前に選んでおきましょう。

河合塾早慶レベル模試:出題範囲・試験時間・各配点

早慶レベル模試の出題範囲が以下の通りです。

当然ですが、各教科の出題範囲は全範囲になるので、あまり意味のない情報です。

試験時間だけ見ておけばいいでしょう。

河合塾早慶レベル模試:時間割

試験時間は下記の通りです。

文2型で申し込んだ場合、小論文は2つまで受験可能です。

小論を1つだけでも大変とは思いますが、できれば2つとも受験してください。

時間内に解いた小論文が第三者に採点される経験は滅多にないので、この機会をぜひ活用してください。

河合塾早慶レベル模試:学部別試験科目(文系)

慶應文系の学部別試験科目は下記の通りです。

志望学部の判定に必要な試験をよく確認しておいてください。

理論上は英語、地歴、小論文を選択しておけば大体大丈夫です。

数学を勉強している受験生は、経済と商学部をぜひ受験してみて下さい。

河合塾早慶レベル模試:学部別試験科目(理系)

慶應理系の学部別試験科目は下記の通りです。

生物を選択できるのは医学部と看護学部だけなので、その点注意してください。

慶應は生物選択に厳しい大学です。

*編集注:本記事の早慶レベル模試の情報は「2023年度早慶レベル模試パンフレット(https://www.kawai-juku.ac.jp/zento/pdf/2023-waseda-keio-1st.pdf)」に基づいて作成しました。

慶應受験生の年間スケジュール

ここまでの内容をまとめると、慶應受験生の年間スケジュールはこんな感じになります。

各模試を学習計画のベンチマークとし、合間の1~3ヶ月に自分なりの目的を持って勉強してください。

単語と文法完璧にする!この参考書を完璧にする!通史3周する!過去問5年分解く!などです。

あくまでモデルの一つなので、学習進捗や成績によって途中で変わることもあります。

夏までは河合塾模試だけど秋からは駿台の模試、みたいな感じです。

慶應志望の受験生が受けるべき模試まとめ

というわけで、今回は慶應受験生が受けるべき模試について解説しました。

結論は次の通りです。

偏差値59以下:河合塾共通テスト模試、記述模試

偏差値60以上:駿台共通テスト模試、駿台全国模試、早慶レベル模試、慶應入試プレ

模試の受け過ぎは禁物ですが、上手に使えば短期目標としてモチベーションの助けになってくれます

全力で勉強することが大前提ですが、模試を勉強のベンチマークとし、成長を実感しながら試験の緊張感に慣れていってください。

最後に一言ですが、慶應専門塾GOKOでは、どうしても慶應に行きたい全国の受験生を全力で応援しています

・慶應の英語がどうしても解けない
・慶應の小論文にどうアプローチしていいかわからない

そんな悩みがありましたら、気軽に無料カウンセリングからお問合せください。

一緒に慶應義塾大学合格を目指しましょう!

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GOKO編集室
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